こんにちは!スタッフSです。
今回はバッテリーのお話です。
ライブ撮影に臨む際に重視しているのは一般的にもそうですが、撮影アングル、ホワイトバランス、フォーカス、ビデオカメラの設置方法、そして電源の安定性です。
これらひとつひとつを語ればきりがないのですが、今回は私が実践している電源、バッテリー対策をお話ししたいと思います。
一つのバンドさんのライブ時間は、だいたい40分から1時間くらいです。その間ビデオカメラを回しっぱなしで録画して、持ち帰って編集します。ワンオペでやってるので、各カメラを設置しつつ、録画ONしながら5~6台のカメラを順番にセットするので、実際には各カメラ稼働で約1.5時間分の電源確保が必要と考えています。
ACアダプター、つまりコンセントから電源が取れれば良いのですが、現場でコンセントから電源を取るのは、けっこう難しいです。カメラ設置場所の近くにコンセントが無かったり、あっても電源ケーブルにお客さんが足を引っかける事があるからです。だから基本的にはビデオの電源はバッテリー、ということになります。
バッテリーパックのサイズは大中小の3サイズがあって、大を使えばカメラによりますがだいたい180分~300分のモニター表示になります。使う画質やフレームレートでも異なりますが時間にして2.5時間から4時間。
ズームを使うと実際には2時間から3.5時間位。Canon XA20だとMP4、30pで1.5時間位ですかね。
ステージ上に固定設置して使う、Sony MV1、X-3000のバッテリーは大中小の区別は無くて、撮影モードによりますが、1.5時間位です。
撮影現場に行って、ただ撮影すればいいのなら上記の通り1~1.5時間程度の撮影は可能ですが、実際にはホワイトバランスなどを設定する時間や、リハーサルする時間もあるので、それらセッティング時のバッテリーと、本番撮影時のバッテリーは別のものを使っています。各カメラ、セッティング用と本番用、2個のバッテリーを使います。
X-3000などのアクションカムは、バッテリー交換には蓋の開け閉めがあって手間なので、モバイルバッテリーをUSB接続してます。これで内蔵バッテリーと合わせて3時間位は撮影できるようになります。
最近導入した、Canon XF400はバッテリーの持ちが悪くて、大サイズを使っても実稼働で1時間持つかどうか。
なので、ACコンセント出力できるポータブルバッテリーからACアダプターにつないで使おうと考えてます。
これはCanon HF G10で、ACアダプターにバッテリー給電、連続8時間はいけます。
以上、スタッフSのバッテリー使用例でした。
バッテリー、大事です。